(会社概要)

社名  株式会社東銀座出版社
代表者  青木勇喜夫
所在地  〒171-0014  東京都豊島区池袋3-51-5 メゾン・ド・ブラン池袋B101
Tel  03-6256-8918

Fax   03-6256-8919
資本金  1000万円
設立  1989年
事業内容  書籍の編集、出版
編集長  塚田一未


(主要取次)
日販  トーハン  大阪屋・栗田  新日本図書  大学図書など

 

(取引団体)
日本出版取次協会  地方・小出版流通センター  日本書籍出版協会  日本図書館協会

日本出版インフラセンター  出版デジタル機構  近刊情報センターなど


(会社方針)
 1989年の創立時に、自費出版と企画出版を並立させることを決めました。「お金持ちの道楽」としか考えられていなかった自費出版を見直し、「自分の生きてきた証」「生涯の仕事や研究の成果」などを広く読者に問う機会にと考えました。作家や教授などの専門家だけでなく、広く国民が取り組む文化の一つとして自費出版を位置づけました。
 大手のマスコミが必ずしも社会のチェック機能を果たさず、とくに青少年への悪質マンガや暴力・性に対する間違った風潮をあおり、利潤追求を第一にした傾向に警告を発してきました。
 人間が生きていく力になる文化・芸術、弱者も平等に扱われる社会、誰もが広く自分の考えを発信できる出版を目指しています。


 私は400冊を超える自費出版を手がけてきました。
 20年ほど前のことでした。制作過程であった『小説・安藤昌益』(林太郎著)の原稿を森村誠一さんに読んでもらうと、「こんなに力のある書き手を知らず、恥ずかしい」と謙遜されました。

 故・井上ひさしさんには『マンガ・米がなくなる日』(1990年8月発行)の推薦をお願いしたら、夜中の2時過ぎに「農薬づけの米輸入に共に反対しよう」と、FAXにてメッセージをくれました。
 こうした作家の心意気に心打たれると同時に、自費出版でも高く評価されると再認識しました。


 私は「やさしい文章教室」を東京や千葉で指導していますが、初心者でも驚くほど感動する文章を書く人に出会います。
 バスの中で赤ちゃんが泣いていて乗客がとがめると、「赤ちゃんは泣くのが生きている証し」と、乗客をいさめた運転手――この出来事に感動し、文章にした人。自死した娘を追悼し短歌に詠いながら、原因だった拒食症根絶のために奔走している人……。
 ある日、北海道から一通の手紙が届きました。「自分史を勉強したいが、夫は開拓農民にそんな金はないし、文学なんか贅沢だと言います。夫に見つかると困るので、やりとりするための封筒に社名入りは使わないで」と。こういう人にこそ文章を勉強してほしいし、後世に残る本を書いてもらいたいと思います。
 このように書くと少し難しいように思われるかもしれませんが、出版文化はどなたにも開かれています。私はそのお手伝いをさせていただきます。

(東銀座出版社編集長 塚田一未)